人形劇について
人形劇用語
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人形製作の過程
ひとみ座での人形の頭(かしら)の作り方です。
2010年初演を迎えた、「人形芝居ゲゲゲの鬼太郎 決戦!竜宮島」と、日生劇場ミュージカル「ぼくは王様 おしゃべりなたまごやき」などの仕込み風景より、順を追って説明していきます。
人形の頭(かしら)のできるまで
1.作品に合ったイメージでデザイン画を描く
2.モデリング
デザイン画をもとに、粘土で形をつくります。
3.石膏がけ
粘土の雌型をつくります。
4.はりこ張り
5.石膏型を割ってはりこを取り出し、はりあわせます。
石膏でとった型の内側に和紙を張り込みます。
6.粘土でつくった頭の形と同じものが、はりこで出来上がります。
「王様」の頭(かしら)が出来上がりました。
この後、色を塗り、1.の画像のように体をつけて完成です。
代表的・個性的な遣い
ひとみ座には、お芝居に合わせた様々なつかいかたの人形があります。代表作の人形でご紹介していきます。
ですが、例はほんの一部です。形に関わらず、これからも多様な人形が生まれていくことでしょう
片手人形「あかずきん」
片手を、人形の中にいれてつかいます。
両手づかい人形「三つの願い」
ひとみ座創設当時から演じられている「三つの願い」。両手を人形にいれてつかいます。
両足が動き、肩が動く、腰がはいるなど、リアルな人形の動きが特徴です。
ひとみ座では、研究所での課題の一つとして取り上げられています。
画像は、2010年の研究生たちです。
棒づかい人形 やじさんきたさん道中記
ひとみ座の代表作「ひょっこりひょうたん島」と同じ、棒づかいの人形です。
「けこみ」の上に人形を出すため、長い胴串が特徴です。
出づかい人形 ちいさなスズナ姫
人形のつかい手が、人形とともに舞台に出て、お芝居をします。
等身大の人形 リア王、真夏の夜の夢、マクベス
ひとみ座創立周年公演、35周年・40周年・50周年・55周年・60周年で上演されたシェイクスピア作品は、等身大の人形で演じられてきました。