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ご挨拶

人形劇団ひとみ座代表より、2026年 年頭ご挨拶

新年明けましておめでとうございます

昨年中はお世話になり、また多大なるご支援いただきまして誠にありがとうございます。人形劇団ひとみ座は、現在50名あまりの劇団員で活動しております。世代も考え方も違う者たちがそれぞれの船に乗って大きな船団で動いているような劇団です。しかし、私たちだけではこの船は動きません。応援し、見守ってくださるも皆様、人形劇を楽しんでくださる子どもたちの笑顔が推進力となって初めて大海原を進んでいくことが出来るのです。心から感謝いたします。だからこそ、襟を正して精進してまいりますことをお誓い申し上げます。 人と人とのつながりが大事であることを常に私たちの中での共通認識としてまいりましたが、さらに繊細に、そしてしなやかにまいりたいと思います。

世界は、まだまだ平穏とは参りません。戦争は終結を見出せず、地球の気候も悪化しつつあります。国の経済が悪化すると、強硬派姿勢を求めるという風潮が蔓延しつつあるように感じます。もちろん私たちにはどうすることもできませんが、人間が秘めたより良く生きて進化する可能性を何とか信じ続けていきたいものです。ささやかな願いではありますが・・・。世界から見ればごく微細な規模ではありますが、人形劇を大人も子どもも一緒になって心を動かして楽しむ空間、時間、つながりを今年も大事にしていきたいと思います。小さなことでも、一人の想いでも高い次元を目指せば今じゃなくても、ここではなくても、良い方向に向かっていくはず、と思いながら前を向いて私たちの思う人形劇の航路を進んでいきます。

2026年、創立78年のひとみ座はまた新たな人形劇を創作、発信してまいります。

1月
●「乙女文楽特別公演」・・・1月24日~25日 横浜人形の家 あかいくつ劇場
    「義経千本桜」「傾城阿波の鳴門」「増補大江山酒呑童子」

3月 
●「ペドロ・パラモ」・・・3月4日~8日 シアターグリーン BIG TREE THEATER(池袋)
   フアン・ルルフォのラテンアメリカ文学の傑作を世界初の人形劇化
●「クラバート」・・・ 3月27日~29日 シアター・アルファ東京(恵比寿)
    デフ・パペットシアター・ひとみの新作。ドイツの名作文学を舞台化!

8月
●「(仮)ふしぎ駄菓子屋銭天堂 ついに決着!よどみと紅子」・・・8月19日~22日 県民共済みらいホール(桜木町)
    大好評の「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」第2弾!

2027年3月
●「プシケ」・・・3月10日~14日 プーク人形劇場(新宿)
●「不思議の国のアリス」・・・3月26日~30日 川崎市アートセンター(新百合ヶ丘)

他にも、近日中の公演として
  1月24日「寿限無」「かもとりごんべえ」プーク人形劇場
  2月13日「ひとみざちびっこくらぶ」ひとみ座新本館一階スペース(0,1,2,3歳対象)
  3月26日「9月0日大冒険ファイナル公演」ボッシュホール(横浜)
  3月28,29日「春休みわくわく人形劇場」ひとみ座幼児劇場60周年スタジオ公演
  4月18日「霧の向こうのふしぎな町」旭区民ホール(横浜)
  5月23日「第70回ひとみ座寄席を楽しむ会」川崎市国際交流センター
等が予定されております。

また、パペットラボ(10回コースの一般向け人形劇講座)乙女文楽教室、人形づくり講座等のワークショップ、「人形劇まつりin川崎市民プラザ」への参加、 テレビなどの映像への出演、ひとみ座アトリエでは、ひとみ座の人形はもちろん、外部からの依頼の人形製作など、多岐にわたる活動をしていきます。
詳しいことはホームページなどで発信していきますのでぜひご確認ください。

デジタルな世界の発展は目覚ましく、いずれ人間よりも人工知能が独り歩きしそうな世の中で、実際普段の生活も人工知能に頼っています。だからこそ、実際に人が集まって楽しむこと、話すこと、笑いあうこと、分かり合うことの大切さは見直されてくると思います。今年も私たちのできることに真摯に向き合って活動を進めてまいります。

2026年、皆様のご多幸とご健勝をお祈りいたしますとともに今後ともひとみ座を見守ってくださいますこと、よろしくお願い申し上げます。

2026年1月 ひとみ座代表 中村孝男